大阪シティバス安全報告書(2018年度実績及び2019年度計画等)が公表されました。安全報告書には2019年度に20両車両更新と記載されており、ついに現行バス車両置き換えが本格にスタートします。
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大阪シティバス新鋭のいすゞエルガLV290。中津営業所4台、住之江営業所2台の計6台が導入され今後さらに増備予定の車です。

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昨年度は一般路線用6両とIKEA鶴浜express増備用1両の計7両導入、OsakaMetroからのリース車「いまざとライナー」用13台も含めると今回公表された台数と同じ20台になります。

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置き換え予想としては、最古参2001年式の中型車6台、天然ガスタンクが寿命を迎えるふそうエアロスター低公害車10台、都営バスから購入した中古車である日野レインボーHR中型ロング車4台が考えられます。

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新車による置き換えにより一般路線から退いた最古参フルノンステップバス228・229号車。2台とも教習車として改造され第二の人生を歩み始めました。

今年度実施された取り組み
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G20「大阪サミット」開催に見据え、大阪駅前やなんば、あべの橋など主要停留所14か所にCCTV防犯カメラを設置されました。

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春頃から順次すべてのバス車両上に社名・車両番号が記載され、バスジャック等の有事に車両判別できるよう整備されました。一般路線バス車両はもちろんのこと、IKEA鶴浜Express車や汎用車、リムジン向け高速バスにも施工されています。

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4月中旬頃から一部車両にバスの接近を知らせる車外注意喚起装置「お知らせ安全くん」が134台に試験設置されています。バス停など接近時「バスにご注意下さい」と音声が流れます。

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5月下旬からは衝突防止補助システム「モービルアイ」も各営業所1台+教習車1台の計8台が設置されており、有効性を確認する試験が行われています。

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